11月 06
2018

監理技術者は一級建築士よりも稼ぎがいいってホント?

一級建築士よりも監理技術者のほうが稼げるというのは、ここ5年くらいつづいている傾向です。

求人の待遇面でもハッキリ出ていますが、実際のところはどうでしょう。

・どちらも高給で監理技術者がやや有利。

基本的には一級建築士も監理技術者もともに稼げる仕事です。

一級建築士はどこかの建築事務所に所属した場合、そこの社員としての年収になりますが、平均して5年以上のキャリアがある建築士で年収600万円前後。

監理技術者の場合、求人によると監理技術者資格者証を保持している技術者であれば年収600~700万円なので、やや監理技術者のほうが稼げると言えるかもしれません。

・一級建築士より供給不足な監理技術者。

監理技術者がなぜ高給かというと、需要に対して供給が追いついていない状態だからです。

つまり売り手市場の状態であり、それは長年つづいています。

建設業者からするとネックになっているのが“監理技術者の専任義務”というもので、一定規模以上の請負金額がある工事現場には、必ず監理技術者を専従させなければならないと法律で決められています。

・日本中に何百・何千という工事現場があり、特定の監理技術者は現場のかけもちができないので、どうしても人材不足の状態に陥ります。

専任の監理技術者とは、5年のあいだに現場でキャリアを積みながら「監理技術者講習」を修了した技術者に限られます。

そのため人材不足に陥るのは必然。

一級建築士はストレートでこの講習を受けられるので、資格を取って現場に専任されれば、求人にあるような高給はもらえます。

しかし一級建築士としての本業の仕事が減る可能性も大きいです。

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